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3月えんだより
2024-04-15
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 三寒四温のこの頃。木々の蕾や、シニアB組さんが秋に植えたチューリップの芽が顔を覗かせる様子に少しずつ近づく春の訪れを感じながら今年度もいよいよ最後の月を迎えます。
 思えば、入園・進級当初、泣きながらお母さんにしがみついていた子、新しいクラスや環境に緊張していた子、前年度の部屋を名残惜しそうにテラスから眺めていた子。そんな4月の頃から一年。ハイハイだった子がトコトコと園庭をかけ回り、泣き虫さんだった子が、友だち同士、名前を呼び合いながら楽しそうに遊ぶ姿。苦手だった給食をおかわりするくらいパクパク食べる様子など、本当に一人ひとりの育ちに感無量の思いがいたします。
 そして、2月3日に開催した“第2回飛鳥ゆめ学舎発表会”では、シニアクラスの子どもたちが、歌や合奏、お遊戯、劇遊び、和太鼓演奏などを堂々と披露し、保護者の皆さまからもたくさんの拍手をいただきました。インフルエンザの影響で、お休みになってしまった子もいて、大変残念な思いもありましたが、それでも一つの目標に向けて活動する過程の中で、「がんばろう!もっと上手になりたい!」と、個々が意欲的に取り組む姿とともに、お休みの子のことを心から心配し気づかう様子や、当日「○○ちゃんの分までみんなでがんばろう!」と、互いにフォローし合い頑張る姿に、改めて友だち同士の関わりの深さ、ともに日々を過ごし、互いに刺激を受けながら育ち合う仲間がいるからこその成長に、一年間の集大成が十分に感じられました。
 また、小さいクラスの子どもたちも、練習風景を目にする度に、真剣な表情で見つめ、真似をして一緒に踊ったりしながら、憧れの気持ちで大きな拍手を送る姿がとても微笑ましく思いました。
 さぁ、「4月になったら一年生・・」「もうすぐシニアB組さん、シニアC組さん・・」と、それぞれの会話の中にも、新しい年度への期待がうかがえる毎日。
 私たちも残り1ヵ月、個々の成長を振り返りながら、なお一層きめ細かな保育を心がけ、有意義で充実した毎日を過ごしていきたいと思います。
園長 藤原豊美
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